ESDへの取組み

「持続可能な開発のための教育(ESD=Education for Sustainable Development)の10年」(2005年~2014年)
Decade of Education for Sustainable Development

 

「ESDの10年」は2002年8月のヨハネスブルクサミットで日本のNGOと政府の共同提案の形で提案され、同年12月の国連総会で決議されたものです。1992年にリオ・デ・ジャネイロで開催された「国連環境開発会議」(地球サミット)で採択された「アジェンダ21」第36章を具体的に推進する取組みとされています。

「アジェンダ21」は、21世紀に向けて、人類が他の生物とともに、限りある地球環境の中で生存していくために必要な行動の計画を具体的に示したもので、貧困撲滅、消費形態の変更、人口問題への対処、開発資源の保護など幅広い分野をカバーしていますが、その第36章において、その実施における教育の重要性が強調されています。

平等な教育機会を作ることにより、地球環境問題の根底にある貧困・差別・平和などの問題、また国や地域ごとの多様な課題に、その多様性を尊重しつつ取組み、自ら解決する力を育て、持続可能な社会をつくって行こうという理念であり、より広い視野で「環境教育・学習」に取り組んでいくことが求められます。

「専門的知識の地域拠点」(RCE=Regional Center of Expertise)

ESDに関する国際連合大学の事業として、10年の間に世界で100箇所程度のRCEを設立しようという構想です。エリア内のネットワーク化(組織間・地域間の情報ネットワーク・人材ネットワークなど)を強化し、地域でのESDへの取組みを促進しようという目的を持っています。
初年度は6月29日、名古屋市で開催された「国連『持続可能な開発のための教育の10年』アジア太平洋地域開始式典」において、仙台広域圏をはじめ世界で7地域がRCEに認定されました(仙台広域圏、岡山市、トロント(カナダ)、ペナン(マレーシア)、ライン地域(オランダ・ベルギー・ドイツ)、バルセロナ(スペイン)、南太平洋地域(フィジーなど))。
仙台広域圏は、仙台市、伊豆沼・蕪栗(かぶくり)沼地域、気仙沼市を含むエリアで、宮城教育大学を事務局とする「仙台広域圏ESD・RCE運営委員会」が設立されています。
今回の認定は、これまでのこの地域における環境教育・学習への取組みが評価された結果とも言え、FEEL Sendaiは、広域圏の一員として、連携による環境教育・学習への一層の取組みを進めていきます。

ESDに関する主な動き

  • 持続可能な開発のための教育(ESD)の10年国際実施計画がユネスコ理事会で正式に承認(2005年9月)
  • わが国における「国連持続可能な開発のための教育の10年」(国内実施計画)策定(2006年3月31日)
    詳細(外務省のホームページへ
国内実施計画の公表
  • 2006年6月14日、仙台国際センターで外務省の「アジア協力対話・第3回環境教育推進対話」が開催され、そのオープンフォーラムにおいて、国内実施計画の公表が行われました。
    詳細(外務省のホームページへ
地域拠点RCEについて
  • ESDを進めるための地域拠点・ネットワークであるRCEの現在の情況です。

【2005年6月認定】

  • 仙台広域圏(仙台市・気仙沼市・蕪栗・伊豆沼地域)
  • 岡山地域
  • ペナン地域(マレーシア)
  • 太平洋諸島地域(フィジーなど)
  • ライン・ミューズ地域(オランダ、ベルギードイツ)
  • バルセロナ地域(スペイン)
  • トロント地域(カナダ)
【その後の認定】
  • 統営市(韓国)
  • ヨルダン
  • 横浜市
  • セブ(フィリピン)

各地域の取組みの概要(国連大学高等研究所のホームページへ
※ 他に、北九州市を始め、中国、インドネシア、インド、韓国、スエーデン国内、中央アジアなどに候補地域が挙がっており、情報交換のためのネットワークも整っていく予定です。

仙台広域圏RCEホームページ